みなさん こんにちは。プログラミング教室の菅野です。
プログラミング教室では、この夏、プログラミング体験会「うるう年判別プログラムを作ろう!」を実施します。満席の教室も出てまいりました。ご興味のある方はお早めにお申し込みください。
そんな中、菅野は体験会の準備を進めています。
参加していただくみなさんに楽しく役に立つ体験を!と、日々カレンダーとにらめっこしてます。(笑)
さて、イベントの準備にあたり暦について調べていると、いろいろ知らなかったことが分かり勉強になりました。
そこで、今回はその中からいくつかクイズを3つ出題したいと思います!みなさん一息つきながら、ぜひ考えてみてください♪
Q1. August(8月)の由来となった人物は誰?
これは世界史を勉強していた方には有名な話ですね。答えは、初代ローマ皇帝「アウグストゥス」です。
6番目の月を、自身の名にちなんだAugustus(ラテン語)に変えたのが、今に伝わっています。
ちなみに「8月なのに、なんで6番目の月?」と思ったあなた、鋭いですね!
答えは、当時のローマでは「3月が年の初め」だったので、3月から数えて8月が「6番目の月」だったからです。
3月・4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月・11月・12月・1月・2月
同じような例として、Octがあります。
Octは「8つ」を表すラテン語で、8本足の「タコ」は Octopus と理解できますが、なぜか、10月が「October」となっていますよね。。。なぜなのでしょうか。
こちらも、3月が年の初めだったことを考えれば、簡単に答えを導き出せますね!!
さらに面白いことに、実は、1・2月は初期のローマにはありませんでした。
初期のローマで用いられていた暦は「農耕のため」だったので、農耕に適さない1・2月の間は必要のない暦の空白期間だったからです。
さらに、当時の王たちが「あっ、暖かい。春かな」と春を感じた日に、新年を宣言するという適当なものだったようです。
Q2. 月初めの「1日」のことを、なぜ「ついたち」と呼ぶ?
2日を「ふつか」、3日を「みっか」とまだ読めるのですが、1日は「ついたち」と読むんだ、と知っていないと絶対読めませんよね。。。
これには諸説あるのですが、「月立ち(つきたち)」が変化したものだと言われています。
日本で1000年以上使われていた太陽太陰暦(いわゆる旧暦)では、月の動きが暦に取り入れられていて、新月が暦の月のはじまりでした。
「立ち」は「現れる」「出現する」という意味なので、月の初め、つまり1日から徐々に月が満ちていく様子を「月立ち」と表現し、「つきたち」 → 「ついたち」と読み方が変わっていったのですね。
Q3. 12月31日のことを、なぜ「おおみそか」と呼ぶ?
旧暦では、月の満ち欠けの周期が29.5日のため、1ヶ月は29日か30日まででした。
つまり、30日であれば、必ず月の最終日と言うわけです。30のことを「みそ」と言います。30歳のことを「みそじ」と言いますよね。本来30日のことを「みそか」と言っていましたが、次第に月の最終日を「みそか」と呼ぶようになりました。1月・2月・3月・・・・とそれぞれに「みそか」があって、「12月のみそか」は「一年の最後の日」という意味で「おおみそか」と呼ぶんですね。
ちなみに、20日は「はつか」と呼びますよね。20のことを「はた」と言い、20歳のことを「はたち」と言います。20日はこの「はた(20)」の「か(日)」が転じて「はつか」と言うようになったそうです。
小さなときから、当たり前のように使っていた特別な日付の言い方も、よく調べてみると興味深い由来がたくさんありますね。
この夏、生活に深くかかわってくる「うるう年」を扱った小学生向けのプログラミングイベントを実施します!菅野が分かりやすく説明していきます!^^
今年から本格的に小学校で始まったプログラミングについても、親子で体験してみましょう。
イベントについての詳しいご案内はコチラからご確認ください。みなさんのご参加お待ちしています!
現在多数のお申し込みをいただき、お席が埋まりつつあります。
興味がある方は、ぜひ早めにお問い合わせください!