10月24日(土)・25日(日)の両日、寺小屋グループ砥部研修所「星夢館」でFコース合宿学習が行われました。
Fコースは、寺小屋グループ 愛媛県中学生部門の英才指導コースです。愛光高校をはじめとする難関私立・国立高校や、愛媛県各地区の県立トップ高校上位合格を目指す中学生が、お互いに競いあいながら日々の勉強に取り組んでいるコースです。
今回の合宿には、新居浜市の喜光地教場と松山市の市駅教場から中1~中3生の計60名を超える生徒たちが集いました。
彼らの真剣な学びのようすをご覧ください。
合宿1日目
各教場から生徒たちが集まり、合宿スタートです。まずは担当紹介から。
会ったことのない先生、同級生、上級生、下級生ということで、お互いの表情に若干、緊張の色もうかがえました。
ガイダンスの後、さっそく授業が始まりました。
中2生の数学です。一次関数の基礎から発展レベルまでの学習に取り組んでいます。
こちらは中3生、愛光高校の受験を目指す生徒たちのクラスです。
数学の難問に果敢にチャレンジしていました。
約3時間の学習を終えて、夕食の時間になりました。
食事の準備やバスの運行など、研修所のスタッフに支えられて合宿は行われています。何より、合宿へ送り出してくださった家族のことを考え、感謝の気持ちで「いただきます」。
ほっとしたのもつかの間、夕食が終わり、再び授業です。
トップレベルの県立高校を目指す中3生のクラスのようすです。数学の関数と格闘していました。
お腹もいっぱいになり、少し眠くなってくる時間です。しかし、睡魔に負けず、がんばれ!
こちらは、中1生の英語の授業です。英作文の特訓を行いました。
「S(主語)・V(述語動詞)の確認をしましょう」
「冠詞の抜けに気をつけましょう」
生徒たちは、夕食後の3時間におよぶ学習を終え、就寝準備をして消灯となりました。
しかし、消灯までの合間に設けた自習の時間を利用して、合宿教材の未消化分に取り組んでいる人や、学校の宿題を頑張っている人がたくさんいました。みんな熱心です。
合宿2日目
皆さん元気に2日目の朝を迎えました。
朝食は、パンやたまごにウインナー、フルーツなどです。朝食をとって、これからの学習に臨みます。
ある教場の男子生徒は、おかわりをして、この後の授業で「食べ過ぎた…」と苦しんでいました。よほど朝食がおいしかったのでしょう。
(屋内なのであまり関係はありませんが、)さわやかな秋晴れのもと、2日目の学習がスタートしました。
勉強するのが、ちょっと恨めしいくらいの晴天でしたが、集中して学習に取り組んでいました。合宿も佳境に入り、各クラス、教材の仕上げをしたり分からないところの質問をしたりなど、丁寧にそして積極的に学習に取り組んでいました。
少し早めの昼食の時間となりました。集中して学習を行ったあとは、おなかも空いてきますね。
メニューは、合宿名物「牛肉カレー」です。スパイシーなカレーを食べて、頭もすっきりさせ、あとひとがんばり!!(食べ過ぎには気をつけましょう)
こちらも合宿名物、中1生の「英作文&計算コンテスト」です。
二人の先生に見守られながら、一心不乱に問題に取り組んでいます。
中1・2生は、この合宿で学んだ内容についてのチェックテストを行いました。中2生が英語のテストに備えて、復習をしています。
‘begin – begins – beginning – began – begun’
チェックテストの結果にもとづいて、優秀者の表彰が行われ、賞状と副賞が贈られました。
優秀者に選ばれた皆さんは、これで自信をつけて、これからの学習に弾みをつけてください。
残念ながら選ばれなかった皆さんも、次の機会に向けてのがんばりに期待しています。
合宿のしめくくりとして、最後に各担当よりひと言。
「この合宿、1泊2日で約10時間の勉強をした。各学年で、この『10時間』の持つ意味や価値を考えてほしい。」
「中1・2生は期末テストに向けて、中3生は入試に向けて、それぞれがんばろう。」
合宿はひとつのきっかけに過ぎません。
この1泊2日で学んだこと、感じたことをこれからの学習につなげていくことこそが大切です。
結びにかえて、合宿に参加した中3生の作文の一部をご紹介します。