あけましておめでとうございます。
年が明けて愛媛県内は小中学生の受験シーズン到来です。中学、中等教育学校入試が本格化し、高校入試も始まります。希望する学校を目指し頑張って勉強していても、不安や悩み、焦りはどうしても出てきます。受験生のみなさんが気になる学習法や毎日の過ごし方について、本日より3回にわけてお伝えします。
今回は第1回目「学習面」についてです。
第1回目 学習面
(1)過去問や模試を活用しよう
過去の入試問題や模擬試験などを解き、入試の傾向を身をもって知ることが大切です。自分の到達度を測ることができます。また、入試を知り自分の学力を知ることでより良い学習計画を立てることもできます。
(2)時間配分を意識しよう
試験は、常に制限時間が設けられています。「もう少し時間があればできていたのに」と後悔したくないものです。そうならないためにもこれから過去問を解くときは時間配分を意識するようにしましょう。また、スピードアップができれば、得点力が上がります。今まで5分かけていた証明問題を4分30秒で解けるようになれば、答案を見直す時間が増えてミスによる失点を防ぐことができます。
では、どうすればスピードアップができるのでしょうか。似たような問題、あるいは以前に解いたことのある問題を繰り返し解く反復練習が効果的です。繰り返し解くことで、頭脳の中に問題解決の回路を刻み込んでいくのです。
(3)難しい問題ができなくても合格する
合格するためには、入試で満点を取る必要はありません。受験する高校や中学で合格最低点はそれぞれ異なりますが、満点に対して6割から7割、高くても8割程度得点できればよいのです。難しい問題が解けなくても、基本や標準的な問題を確実なものにできれば合格できます。やさしい問題で失点しないよう、基礎基本を再確認することをおすすめします。
(4)今までやってきたことを信じて最後までやりきろう
今解いている問題集がまだ終わっていないのに、新しい問題集に変えたりしないことです。今までやってきたことを信じて迷わず最後までやりきることが大切です。
・・・・・・第2回目へつづく・・・・・・・・