速報

2024年度 愛光中入試速報
傾向と分析!

注目ポイント❶

競争倍率(松山会場)

年度 志願者数 受験者数 合格者数 倍率
令和3年(2021) 769 749 467 1.60
令和4年(2022) 771 763 509 1.50
令和5年(2023) 823 806 471 1.71
令和6年(2024) 725 714 525 1.36

Q.2024年度の受験者数や倍率について教えてください

A. 本校会場では、志願者数は昨年より98名減少、受験者数も92名の減少となりました。いずれも、過去3ヵ年との比較では最少となりました。
一方で、合格者数は525名と昨年よりも54名増え、倍率も1.36倍と大きく低下しました。※県外会場は割愛します。

注目ポイント❷

愛光中入試の概要

Q.今年度の出題傾向や難易度をお聞きする前に、
愛光中入試の基本的なことを教えてください

A. 愛光中は、「学力検査」の得点で合否が決まります。調査書などは必要ありません。
学力検査は、出願の際に、3科目受験(国語・算数・理科)と、4科目受験(国語・算数・理科・社会)のいずれかを選択することができます。出願後の科目選択変更は認められませんので、注意してください。

❷3科目(国語・算数・理科)の受験者
  国語の
得点
算数の
得点
理科の
得点
   × 5/4
❷4科目(国語・算数・理科・社会)の受験者
  国語の
得点
算数の
得点
理科の
得点
   社会の
得点
または▼
  国語の
得点
算数の
得点
理科の
得点
   × 5/4 いずれか高い得点

Q.3科目受験と4科目受験では、どちらが有利でしょうか

A. 3科目受験と4科目受験のどちらが良いかは一概には言えませんが、寺小屋グループでは4科目受験を推奨しています。
例年、理科の平均点はかなり低いことや、社会の平均点は、年度によって高低の差が大きいため、社会を含めた4科目受験の方が無難です。

Q.今年度の出題傾向や難易度を教えてください

A. 過年度との比較や詳細な分析は、今後時間をかけて行いますが、愛光中入試担当の講師が一通り問題を解いてみた印象では・・・
国語
・難易度:例年並み
・説明文の設問の中に、選択肢の判断が難しい問題があり、必要以上に時間を取られてしまう受験生も多かったと思われます。
・問題数が多く、記述問題も多かったです。
算数
・難易度:例年並み
・取り組みやすい問題が多かったです。
・60分で全ての問題を解くには高い処理スピードが必要で、正確に解けたかどうかで得点に大きく差がでていると思われます。
・算数の出来が合否に大きく影響していると思います。
理科
・難易度:難
・直近4年間、平均点は46~48点が続いており、今回も6割を下回る平均点になると思われます。
・知識だけを問う問題が少なく、文章や実験内容を正確に読み取る力が必要です。
・過去に出題の少ない、浮力・LEDに関する問題が出題されました。
・時間がたりない受験生も多かったと思われます。
社会
・難易度:難
・写真や表、資料を見て情報を整理する問題が増えました。そのため時間内に解ききれない受験生もいたと思われます。
・知識だけを問う問題が減り、考える問題が増えたたため、受験生は、かなり解きづらかったと思われます。

注目ポイント❸

合否判定

【科目・時間・配点】

科目 時間 配点
国語 60分 120
算数 60分 120
社会 40分 80
理科 40分 80

科目・時間・配点は、左表のとおりです。
令和6年度も変更はありませんでした。

【松山会場】

科目 令和3年(2021年) 令和4年(2022年) 令和5年(2023年) 令和6年(2024年)
平均点 得点率 平均点 得点率 平均点 得点率 平均点 得点率
国語 75.7 63.1% 76.1 63.4% 70.7 58.9% - -
算数 63.9 53.3% 61.4 51.2% 69.7 58.1% - -
社会 53.0 66.3% 65.9 82.4% 46.0 57.5% - -
理科 46.3 57.9% 45.3 56.6% 47.9 59.9% - -
合格
最低点
229 232 228 193

Q. 平均点や合格最低点について教えてください

A. 愛光中のHPでは、2024年度の平均点(全体)や松山会場での合格最低点が公開されています。
例年よりもやや解きづらくなっているため、全科目の平均点が大きく下がっています。松山会場の合格最低点は、昨年よりも35点も下がりました。
今年度は、会場別平均点が公開されていません。過年度の傾向から推測する限りでは、松山会場の平均点も、全体平均点と同じく下がっているでしょう。特に理系科目は、例年、県外3会場の平均点との開きが大きいことや、今年度の理科は難しい(解きづらい)問題であったため、平均点は大きく下がっていると考えられます。
愛光中入試は大学入学共通テストと同様に、長い問題や図・表にある情報を整理統合する、考える問題が増えています。特に算数や理科は時間内に解き切るためにも、正確な処理スピードが求められます。
単に知識を問う問題が年々少なくなっているため、近年の出題傾向に合わせた対策と実戦的なトレーニングを重ね、時間配分を身につけておくことも合否を分けるポイントです。

注目ポイント❸

愛光中入試のさらに詳しい情報は?

Q.愛光中入試は、高校入試とは違い、一部の希望者のみが受験するため、受験者本人である生徒さんや保護者の皆さまが、積極的に情報を収集する難しさがあると思います。
高い学力と専門の入試対策を受けないと合格が厳しいと思いますが、志望はしているものの不安に感じられている方も多いと聞いたことがあります。
情報提供セミナーや2024年度授業の開講スケジュールなどを教えてください。

A. 2024年度の入試は、これから受験生へのヒアリングや入試問題を細かく分析し、春先までには、精緻なデータを整えていきます。
愛光中入試の仕組みや模試との比較などは、入塾を検討されている方、愛光中入試模試をお申し込みをいただいた方に限り、詳しく説明させていただきます。入試に関してのご不明点につきましても、個別に対応させていただきます。愛光中も対象の「私学受験コース」は、2月から新年度授業がスタートします。愛光中を志望されている方は、なるべくお早めにお問い合わせいただけると、スムーズに新年度の授業を進めていただけます。お気軽にお問い合わせください。

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過去3か年 愛光中

合格実績

138

合格

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