済美平成中学 新田青雲中学 合格
受験を終えて
小学4年生の時、私の受験生生活は始まりました。その時はまだ受験生としての自覚はなく、宿題をするだけで、家ではゲーム、タブレットをずっと見ていました。成績も、「まあ大丈夫だろう、まだ2年もあるし」そう思っていました。5年生になっても、そのようなことが続きました。親から「周りのみんなは勉強してるよ。そのままでいいの?」とばがり言われ、少し反感を抱いていました。2月になって教場が変わりました。総本部教場から市駅教場です。総本部の時は3人、市駅に移ってからは13人と、クラスメイトが増えました。少しにぎやかになって、新しい友達もできました。受験生としての自覚はありませんでした。6年生に進級してから、人生初のライバルができました。夏のことです。そこから受験生としての自覚が持てるようになりました。その子の勉強方法も全部真似して、どうにか勝ちたい、そう思って勉強をしました。アタックテストで3回くらい勝つことができました。負けたら泣き、勝ったら飛び上がるほど喜びました。ずっとそんな日々でした。私は机のシートの下に、テスト結果を入れ、現実を見て勉強をするようにしました。すると、点数が10点上がりました。でも、秋ごろ、急に成績が下がりました。気はゆるめていなかったし、今までの勉強を続けていたのに下がり、大泣きしました。友達の前で泣きました。少し恥ずかしかったです。自分の努力不足、才能の無さを目の当たりにして落ち込みました。
<12月21日 新田青雲受験> みごと合格でした。うれしくてガッツポーズをしました。初の合格通知を見るのはこんなにうれしいものなのだと思いました。しかし、気が抜けているのではないか、そう親に告げられました。私は腹が立ってしかたありませんでした。2日ほど不穏な雰囲気になりました。私は絶対に気を抜いていないとそう思って、ずっとイライラしていました。面接練習が始まり、言葉に詰まってしまうので、書き出しました。何とかできるだろうと信じました。
<1月7日 済美平成受験> 私の第一志望校は済美でした。だからいつも以上に緊張しました。結果は合格。とてもうれしかったです。胸がおどりました。
<1月9日 愛光受験> 第一志望ではなかったものの、とても緊張しました。国語には自信がありました。でも努力は報われず、結果は不合格でした。とても後悔しました。ライバルは受かったのに、自分は落ちてショックでした。声をあげて泣きました。
5年生のみなさん、入試にもう一回はありません。後悔のないように勉強してほしいです。そしてライバルを作ることは大切です。高い目標を持ちましょう。それに向かって進んでいくのです。