みなさん、こんにちは。寺小屋グループの長谷部です。
2020年12月13日(日)配信の「2021年度 中学校教科書大改訂・情報と対策」特別企画として、来年度から始まる中学校の新しい指導と評価について、「4週連続」(木曜日に更新予定)でお伝えしています!
前回のブログでは「新課程【英語】の全体像」ということで、小学校・中学校の英語教育がどう変わるかをみなさんと共有しました。
一言でお伝えすると、「4技能5領域を段階的・総合的に育む。」という方針でしたね。
今回は、出口に待ち構えている「大学入試がどうなっているのか」をみなさんと共有したいと思います。
現在確定していることを簡単にまとめると、このようになります。
ポイントを一度整理します。
①2021年1月 大学入学共通テスト開始!
【変更点】読む・聞くの配点比率が1:1 ※ただし、各大学で比率設定は可能
②2025年1月 新大学入学共通テスト開始!
【変更点】未定!
ですが、今のところ、共通テスト自体は「読む・書くの2技能試験」になる方向性で調整が進んでいる様子です。
えっ!じゃあ、「スピーキング」や「ライティング」は結局試験に導入されないの??と思わるかもしれませんが、決してそうではありません。
方向性はあくまで
「4技能5領域を段階的・総合的に育成する」
ですので、学校で4技能を育成し授業内容も変わりますから、入試も変わると考えるのが自然です。
スピーキング・ライティングは「大学の独自試験(二次試験)」で扱われる方向性で議論が進んでいる様子です。
そもそも民間検定試験を共通テストと併用する予定が「延期」になっただけで、決して「廃止」にはなっていません。方向性は変わらず、その「やり方」を模索している段階です。
来年から中学校では新課程が本格スタートします。となると「2024年の高校入試」も変わる可能性が大なので、みなさん、注意が必要ですよ!
来週の配信でこの特集も最終回となります。次回は『中学校の「指導と評価の一体化」』について特集したいと思います。
どんな指導が行われ、どう評価されるか。ここはぜひともおさえておきたいポイントですね!
◇ ◆ お知らせ ◆ ◇
2020年12月13日(日)・13:00~13:40
ライブ配信セミナー「2021年度 中学校教科書大改訂・情報と対策」を開催!
当日のセミナーでは、このブログでお伝えしきれなかった様々な情報を余すところなくお届けいたします!
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