8月8(月)・9(火)、今治地区と南予地区の中3生のみなさんが集まり、合同の合宿学習が実施されました。
1泊2日で860分の勉強時間が設けられており、普段とは違った環境とメンバーで一緒に、この「勉強三昧(ざんまい)」の合宿を乗り切りました。
模試の成績上位者の名前は知っていても、こういう機会がなければ会うこともありません。お互いに顔を合わせて一緒に勉強して、緊張感のある授業が終始展開されました。
英語の授業では、入試の大きな配点を占める長文読解の解き方を学びました。
演習中も、緊張感の漂う教室で、鉛筆の音だけが聞こえてきます。
勉強の息抜きに「アルゴゲーム」を行いました。
ただ、論理的思考力が問われるゲームですので、脳はフル回転のままです…。
みんな楽しく、真剣に、脳をフル回転させて相手のカードを読んでいます。
図形のパズルゲームも行いました。なかなかできないイライラと、できたときの喜びと爽快感。受験勉強も同じですね。
2日目も、朝から緊張感のある授業が続きます。演習中心の授業で、どんどん問題を解いていきます。
学習メニュー以外にも高校部の先生から、高校生活や大学受験についての話がありました。
高校生になると、勉強はさらに大変。大学受験も高校受験よりはるかに大変。でも、高校で過ごす3年間はとても楽しい。
15歳の夏は、勉強しなければなりません。
高校部の先生からも、高校生活の3年間はとても楽しい、という話がありました。
だからこそ、その高校生活をどこで過ごすのか。その決定はとても大切です。
自分の行きたい高校に行きましょう。
そのためには、勉強して、勉強して、勉強するしかないのです。辛苦の努力の中でこそ、人間はその可能性を開花させ、新しい未来に導かれるのです。
でも、一人では受験勉強のつらさに耐えかねて、易きに流されてしまうかもしれません。だから、皆で勉強するのです。ライバル同士で同じ空間で一緒に勉強して、お互いに刺激を受け与え、「あいつはまだ頑張っているじゃないか」と自分も、もうひと踏ん張りできるのです。
今回の合同合宿学習の意義は、まさにそこにあったのではないでしょうか。
努力して合格した先の高校には、今回の合宿学習で出会った仲間たちのような、自分を刺激し、高めてくれる仲間たちがたくさん待っています。それを楽しみにしながら、これからの受験勉強を頑張ってもらいたいです。